2024-01-01から1年間の記事一覧
私は小説に限らず、短篇というものが好きだ。漫画についても同様なのだが、長篇と比較したときの難点は、雑誌やWEB漫画サイトに掲載された作品が書籍化されず、読みたいと思ったときには容易には手に入らなくなっている可能性が高いことだ。なんとか雑誌のバ…
三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)は、社会人となってから本を読まなくなってしまったことにショックを受け、3年半後に本を読むために退職、現在は文芸評論家として活動している著者が日本の近代以降の労働史と読書史を並べて…
文学フリマ東京のことについて、急速的な拡大による変化や入場費導入など、さまざまな指摘や批判がなされているようだ。私としては数年前から、スタンスは少し違えど同じようなことをずっと言い続けてきたので、これ以上つけ加えるつもりはない。また、かつ…